タクシーに乗ってるのは、、わたくしーw
この記事は2019年2月24日(日)に起きた実体験を時系列で追ったものです。
既に1年経とうとしている出来事ですが、ノンフィクションにしてはあまりにも面白すぎたため今回ストーリー仕立てで書いていきます。
本当よく言ったものです、「事実は小説より奇なり」ってね。
とその前に、この日に自分がどこにいて、どのような状況であったかの前提条件からお話しします。
★前提その1
2019年の始まりと言えば?
そう、「ラブライブ! サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」上映から始まりましたね。
嬉しいことに劇場版放映と併せて日本各地で上映期間中舞台挨拶も実施され、北は北海道、南は熊本など全18都市で行われました。
そしてこの2/24(日)は札幌及び旭川での舞台挨拶がありました。
この舞台挨拶に登壇するメンバーというのが問題で、私の応援している推しを含む降幡愛さん、小宮有紗さん、田野アサミさん、佐藤日向さんといった超豪華メンツ。
分かる人には分かるのですが、saint snowの2名が登壇するのは最初で最後であり、映画での見どころをAqoursキャストとは別の視点から聴くことのできる非常に貴重な機会です。
これは逃せないなということで私も現地へ足を運びました。
★前提その2
""私も現地へ足を運びました""
簡単に言ってるけれども簡単ではありませんでした。というのも、今の私の勤めている部署は月に取れる最大希望休が固定されており、それ以上は取れない仕様です。
この2月という月は別の舞台挨拶や2回のファンミーティングツアー、推しの誕生日や推しのトークショーや推しの、、、、(書いてて思ったけどなんだこれ)
とにかくあまりにも休みを取りすぎ、取りすぎてトリニダードトバゴになってしまいました。。
トリニダード・トバゴ共和国、通称トリニダード・トバゴは、カリブ海の小アンティル諸島南部に位置する
トリニダード島とトバゴ島の二島と属領からなる共和制国家で、イギリス連邦加盟国である。
島国であり、海を隔てて北にグレナダ、北東にバルバドス、南にベネズエラが存在する。首都はポートオブスペイン。
ちなみに僕はいえーい(隙自語り)(アルミ缶の上にドラム缶ってどんな状況だよ)
とは言え何としても行きたかったため月曜出勤条件の元、何とか工面しました。
・舞台挨拶2/24(日)15時頃~から
・旭川での舞台挨拶が終わるのは2/24(日)17:30予定
・翌日の月曜日出勤に備えるには必ず当日中に東京に戻らなくてはならない
・旭川空港の最終便は19頃発の羽田空港行である
以上より、最終チェックイン時刻の18:30に旭川空港に辿り着かなきゃなーなんて調べてみたら、バスと電車の公共交通機関を使った場合は旭川空港への到着時刻が19:30。っておーい笑
仕方がないので劇場映画館→旭川空港まではタクシーでのムーブを選択しました。
google map先生によると所要時間は30分強程度らしいし17:30に終わり17:40に出発すればギリギリ間に合うでしょうということでひとまず問題は解決しました。
★本編
2/24(日)
17:30
舞台挨拶は無事終了予定時刻通りに終わりました。
楽しい上に時間も守ってくれるなんて神か!?
舞台挨拶自体はとても楽しく貴重な機会だったのでいえーいと名のつくモンスターはフィールドから破壊されてしまったのですが
今回はそれについては省略します。
17:35
早々と映画館から離脱し、予約していたタクシーを探します。
探す。
探す。
探す。
探す。
探す。
探す。
探す。
だがしかし見つからない、なんだこれ。
いや待って、本当に時間ギリギリなんですけど と焦っていたところ映画館前にて待機している別の会社のタクシーを1台発見しました。もしかしたら舞台挨拶を見ていた人の中にも私と同じことを考えていた人がいたのかもしれませんね。
そのタクシーの運転手さんに
「●●会社さん(自分が予約していた会社名)のタクシー見かけませんでしたか?」
と質問したところ、答えて下さいました。
「あーさっき見たかも、けどどこか行っちゃったんだよね」
┗(^o^)┛WwwwWW┏(^o^)┓ドコドコドコwwwwww
映画館エントランスの前に車を停車できるスペースがあるにも関わらず、あえて行方をくらます私の予約したタクシーの運転手さん
(以後、Aさんと呼びます、旭川だけにwww)。
もしかしてその場にじっとしているのが苦手なタイプかぁ~笑なんて考える余裕は一切無く、とにかく息を切らしながら、タクシーを見つけるため奔走した記憶しかありません。
17:40
長すぎた10分を過ぎたのち、ようやく乗る予定のタクシーを見つけました。
何故かその映画館の一般駐車場の敷地内にいましたが、何故。
木を隠すなら森の中、車を隠すなら駐車場の中ってことですか。
17:45
Aさんに旭川空港までと目的地を改めて伝え、タクシーに乗車しました。
時間もうん、チェックイン時間までには空港に着弾できそうだ、良かった。
大変でしたがこうして無事にタクシーに乗車できましたとさ、おしまい。
これで終わりな訳ないでしょと思ってスクロールしてくれた方はIQ219はあります。
もちろんこれで終わりな訳はありません!!!!!!
こ こ か ら が 本 番
17:50~
舞台挨拶を終えてからというものまだ携帯に触れておりません。
レポを携帯のメモ帳にまとめたり感想をツイートしたりしたかったため、タクシー乗車後は早速スマホを取り出し、にらめっこを開始した私でした。
しかし、運転手Aさんの一言で突如現実に引き戻され、携帯を見ている余裕など一切なくなってしまいます。
Aさん「この駐車場からどうやって出ればいいんですかね」
???????????????????
僕「出口から出ればいいと思うんですよね」
Aさん「うむ」
偏差値12くらいの会話。いや待ってこの人大丈夫か?という
疑心がこの時生まれました。
出口を探すべく、駐車場内をあちこち回ります。
ぐるぐる回りすぎて雪月花になっていました。
その後、時間を要したものの何とか一般道に出られました。
普通ならカーナビに従い空港を目指すだけでしたが、Aさんは期待を裏切らない次なる一手を繰り出してきます。
Aさん「実はタクシーの運転手になって運転するの今日が初めてなんですよね笑」
???????????????????
僕(えっどうレスポンスすればいいの・・・)
もしかしたらという仮定にはなりますが、これが運転手が若い人だったパターンであれば、「これから頑張って下さい!」くらいの1言はかけられたかもしれません。
ただやはり運転手がお客さんに気軽に振る話題ではないでしょう。
仮に振るとしても冬の夜の旭川という地においてお客さんを
びびらすには十分すぎるタイミングを選ばないで欲しかった。
それにですよ、なに文末に"笑"とかつけちゃってるの。
全く笑い取れてないから、滑ってるから。滑り笑いだから・・・
滑るのは旭川の路面だけで十分です。
「ガガガガガガガガガガガwwwww」
???????????????????
え、なんだこれは、なんだこの音はと思ったら
歩道に積み上げてある雪に車体を擦った音でした。
おい大丈夫か、生きた心地がしないぜAさんよ。
それでもAさんはとにかく会話がしたいらしく、携帯を触りたい私をよそに話しかけてきました。
Aさん「実は3日前まで陸上自衛隊に所属していたんですよね~」
Aさん「それで定年退職した後にタクシーの運転手になったんですよ。」
いや、んん、いや、
んんんんんんんんんん経歴がすごぉい。
それでいて、んんんんんんん直近すぎる。
Aさん「訓練とかで道路を走ることもあったんですけどね~」
Aさん「けどここら辺の道路は走ったことないから分からないやww」
なにわろてんねん
続けざまにAさんから不安にさせる言葉(ことば)が飛んできて、流石に行く末が心配になりただただ車窓を窺っていたと思います。
そんなこんなで半分くらいの道程にいる頃に突然タクシー内に集中コールセンター(?)からのコール音が響きました。
その声はこんなことを言います。
「メーター入ってますか??」
???????????????????
Aさん「あっやっべw」
???????????????????
ポチっとな。
ということでAさんは料金メーターを入れ忘れていたようです。
これが最後の事件でした。
18:10
旭川空港に到着しまし・・・えっ
えっ早くない??と思ってたら、Aさんから一言。
Aさん「(道路)空いてたんで飛ばせました~w」
???????????????????
この人が言うと危険にしか聞こえなくてワロタ
この後料金を支払ったのですが、当初予想していた金額のおよそ半分でした。一瞬びっくりしたのですが、良く考えてみればそれはそう。
今度からはメーター入れ忘れないように気を付けてくれよな!!!
こうして無事に定刻の飛行機に乗れた私は、無事に帰還し、翌日からの仕事に臨めるのでありました。
無事に旭川空港まで送り届けてくれたAさんに感謝です。そして、思いを馳せる。
・・・もう二度とこのタクシーに乗ることは無い
これでマルの話はおしまい。
この話を有識者のフォロワーにしたところ、メーターの入れ忘れは運転手の給与から天引きになるとの情報を得ました。
この話を聞いて、なんだか運転手Aさんがかわいそうになってきました。
セカンドライフに幸あれ。
余談にはなりますが、まだ北海道に行ったことがないよっていうそこの社会人、学生、baby。
北海道、いいところです。でっかいどうな広大な土地、美味しい海鮮、新鮮な空気、ピー、心地よい寒さ、色々
誰でも素敵な想い出を作れることを保証しますので是非一度お越し下さいませ。