アルミ缶の上にドラム缶

2021年もよろしくお願いします

趣味を聞かれた際に「旅行」と答えるのが最適解な件について


ラノベ風なタイトルから始まりました








「趣味はなんですか」






さて、この問いの悪質な点について






1つ目はTOPをそれほど選ばずに投げかけれること。

仕事モード形態の時でも普通に投げかけられることもありますし、

会話の1発目がこの会話の交換から始まるなんてこともざらです。

つまり、「準備をする時間が無い」ということ。

趣味を聞かれてから、

「では趣味について考えてみますので5分少々お時間いただけますか」

なんて返した暁には誰も近寄らなくなってしまう。きも変人。

普通は考えるまでもない質問だからね。

普通って何なのだろうか。難しい。



2つ目は往々にして質問者は対して回答自体には浅い興味しかないこと。これが最も問題となる。

初撃の回答はあくまでA、その後に続くB,C,Dにこそ本質がある。分かりやすく言い換えれば

会話を続けたいか、或いは相手のことを知り親睦を深めたいだけなのである。

何故その趣味が好きなのか、どのくらいの頻度なのか、詳細は、場所は、時間は、歴は・・・etc...

「趣味はなに?」の一言はまるで息を吐くように、瞬きをするように、軽く出てくるにも関わらず、

被回答者の労力はまるで大木を切り倒すかのような、雪かきをするような、CD付属のシリアルを20枚打ち込むかのような

それほどに大きいものなのである。




まとめると以下条件が返しに必要となってくる

・あらかじめ答えを用意しておく
・虚偽はNG
・話を広がるとよい、ただし一人語りはNG





本題




そんなわけで、

趣味は何かの質問に対して上記全ての条件を満たし、

理論上誰でも回答可能な答えとはずばり、、、






「旅行」デース!






理由について、


そもそも旅行が好きというのはさらに深化して分岐する。

旅行をして温泉に入りに行くのが好きなのか。

旅行をしてライブを観に行くのが好きなのか。

旅行をして人に会いに行くのが好きなのか。

旅行をして美味しい食べ物を食べるのが好きなのか。

旅行をしてその土地でしか見られない景色を観るのが好きなのか。

旅行をしてその移動中に思いを馳せ、移動手段自体を楽しむのが好きなのか。

旅行をして現実逃避をするのが好きなのか。

旅行をして、、、

止まらん無くなってきたわね。







うむ、

はっきり言って、’旅行が好き"のみで完結している場合、

'ぼかしているだけで何も完結していない'のである。


続きがあるじゃん!ってことかな。



要するに旅行は手段であって目的ではない、ってことになる。

「旅行は手段であって目的ではない」を復唱してみるとどうにも若干コレジャナイ感というか
90点というか、惜しい感じというか、これ以上良い言い回しがあれば探してみたいところ。
まぁそれは本筋ではないのでさておき。






ぼかしているだけで回答に続きがあるというのは、
話しの広がりを意味する。

Aに対してBと答えて終わりではなくその先にはC,D,E,Fが広がっているということ。



さらに旅行という単語がそういった含みを持っているため、

質問をした側の旅行の中の〇〇が好きというのを引き出すことができる。

これで当初の会話の広がりという目標は達成。

同時にこちらの話も一旦大きなテーマを置いてから深化させていけるということで。



広がりやすいテーマと広がりにくいテーマで比較検証できれば良かったが
そういった話になると会話術とかマナー講師(笑)に足を踏み入れそうなので無しで。


説得力マシマシにするには具体例を挙げて具体的に続きを書いていくところでしたが、ただの所感なので今回はこの辺で筆をおきましし、お後がよろしいようで。











終わり