アルミ缶の上にドラム缶

2021年もよろしくお願いします

アルバイトをしていた頃に出会った世界で私だけしか知らないやばい〇害 -3選


こんにちは。



先日からTwitterを見ていたところ、TLで接客業のアルバイトをしている方の文句ついっとをよく目にしました。

なにやら聞いてみると意味の分からないクレームをたたきつけてくる、いわゆる老害が多いとのこと。











わ、分かるうううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ☆分かる分かる分かる分かルークスカイウォーカー分かりてつや分かルビィふぁうぇじぇじゃおFnドコドコドコドコドコドコドコおびょびょびょびょびょ


分かりすぎて感動の涙を流し、流した涙でアマゾン川ができ、涙を抜かれたいえーい本体は月になった。

私は以前、某Mでアルバイトをしていたことがありました。最大手チェーン店なだけあり、客層も幅広く、それ故に色んな方が訪れます。文字通り色んな方なので、理解しがたいとんでもない方もやってきます。
接客系の仕事をしたことがない人にとっては、意味不明かもしれませんが、当時アルバイト始めたての私にとっては「老害をどう対処するか」は、「東京に大雪が降った」だの「宇宙人が襲来した」といった話題よりも極めて重大性の高い事項ですのでご了承ください。

今回は、私の体験したケースを3つ紹介し、それぞれのケースにおいてどのように対応すればよかったかを結論としてまとめます。その上で、読んでくださった方の今後の働き方意識に各位の意味においてのポジティブさが加われば幸いです。
今日初めてまともなこと言いました。
ケース毎にやばい順、降順で書いていきましょうかね。




ケース1:あれそれこれおじさん


まず、最もかわいい部類。

‘その’おじさんは颯爽と店に入り込んできた、ニヤッと笑いながら。
実際にはダッシュで入ってきたようなもので、こちらが挨拶をする間も与えさせてはくれなかった。





いや、本当に速すぎる、速すぎた。まるで車のような速度である。

アクセルとブレーキを間違えてお店に突っ込んだというニュースはよく聞くが、まさにそれだ。もしくは彼の辞書にブレーキなんて単語はなかった。



今考えれば彼は車だったのかもしれない。そうだとしたら、店のチョイスを間違えている。
ガソリンスタンド行ってくれ  (ハイオク満タンデ)

反射的にこちらもニヤッと返す。
もうそれは会釈なんてものではない。笑わなければ轢かれる、直感でそう脳が認識したのであろう。


お互いに共通の行為をしたことで一種の連帯感と安心感が生まれた気がした。



甘かった。次の瞬間、ノーガードになりかけた私は必殺百式観音ゼロ式にやられることとなる。




「これ、くれ」





―――――――――「これ」――――――――――





通常この手の場合、相手の指先や目線を窺い、ご希望のお品物を探り当てる。
その後、〇〇でお間違いないですか?と2重の確認をすることで事なきを得る。


しかし、そんな簡単にはいかないのが現実。
指先は地面を向いてるし、目線に至っては虚空を眺めている。
い、一体貴方には何が見えている、、、、

おじさんは続けざまに攻撃を仕掛けてくる。

「これね、これ」

言いながら不吉な笑みを浮かべる、こちらもも恐怖で笑わざるをえない。
なんだ、あれか?
もうお互いに心は通じ合ってるよねってか??

しかし、私も多少接客に慣れてきたその頃。この手のお客さんが何をお求めかは実は予想がつく。

アイスコーヒーである。

時期は夏頃、来店時間はAM 8:00頃。軽装で痩せている特徴を見る限り、セットを頼みに来たような様子は見受けられない。また、店舗的特徴で、朝にコーヒーのみを頼みに来る人が多いということも合わさり、私はこう切り返した。



「え~と、アイスコーヒーでよろしいでしょうか?」

「はぁ? それじゃkkk💫#ベ∂⌘〻★♭(*☻-☻*)」



会話が成り立たない。

若干いらだった顔を見て即座に理解してしまった。アイスコーヒーではない! と。


途中「なんで分かんねーんだよ?怒」と謎のクレームをいただいたりするなど会話ではない会話が続いてゆく。





私「こちらの商品でしょうかね?」
「あれだよ~あれ」
私「ホンマキレタス」





私「あのあのあの…」
「イェッタイガーwwwwwwww」
私「ホンマキレタス」




こんな感じのやり取りを繰り返しようやく購入してもらい、帰ってもらった。
朝は人手が足りず忙しいのに、1人がレジ前で固定されてしまうと他の従業員の仕事が増えてしまい、理解を示してくれないお客さんなどはあのレジの人対応遅いなどと文句を垂れ始めるのでろくなことがない。



ちなみに、目当てのものはハッシュポテト1つだった。


対策:前述したとおり、車が来店した時点でモノと会話が成立するはずがなかった。圧倒的優しさでまずはレッカー車を呼ぶところから始めることが有効策であろう。




ケース2:閉店おじさん




閉店間際にそのおじさんはやってきた。

閉店間際にやって来たから閉店おじさんである。


同様に常連のおじさんは常連おじさんだし、いつもソフトクリームしか頼まないおじさんはソフトクリームおじさんだし、いつもゼロコーラを頼むおじさんは永遠の0と命名されていた。(実話)


〜補足〜
働いていた店舗は24時間営業であったがごく稀の頻度で停電作業、機器交換作業、等の影響で23時頃に閉まることがある。





しかし、このおじさんはクレーマーおじさんでもあった。



入店してきたおじさんに閉店のため注文は持ち帰りのみなら承ることを伝えた。
ここは勿論落ち度はないとは言えど迷惑はかけているので申し訳ございませんと併せての対応となる。


「はぁ、何わけわからんこと言うとんじゃぼけぇ
ぁ?ぁ?ぁ?」



当時のまだ接客に慣れきってない私は割とパニック。
そして、なんかいかつい肉体に強面な顔も相まって恐怖体験アンビリバボー、、


ひぃこわぃ…






しかしここからまさかの形成逆転を果たす。




「最近いつも閉まってんなぁ、おい 他の店は閉まってたことなんてねーぞ 怒」







・・・・・・・・・・・・・





はい👏(・_・)wwww


ダウト!!!!!!ダウトォォォォォォォ!!!
ドェゥトォォォォォォォォォォwwwwwwwwww


揚げ足取り民族、日本人を舐めてはいけない。
一度隙を見せたが最後、こんがり揚げられるまで逃げられない。


まず1つ目「最近いつも閉まってるなぁ」

そんな事実はない(^。^)y-.。o○
最近に関しては閉まってないでーす。

次に2つ目「他の店は閉まってたことねー」

むしろ近辺他店舗の方が閉まっている傾向にある。常連なら確実に知っていることだし、どの店にも足を運んだ回数が少ないならそもそも経験値に対して出てくるべき発言ではない。


早々と、そして完全に閉店おじさんとの戦いは決着がついた。
perfectな勝利を収めてしまった私は喜びの舞を踊りながら甲高い声で笑い始め、
一方の閉店おじさんは茫然と佇んでいる。
何も知らない人が見ればどちらが迷惑かは明らかである。私だ











「しょうがねーからタダでジュースよこせ」


イミワカンナイ発言で突如私は現実に引き戻される。



タダ☆


タダ? 



…オゥ…オゥ…オゥ…オゥ…オーゥ ムリョウデェスカ?



決着はついていなかった。第2Rの始まりだ。


そこまでイミワカンナイことを言われてはもうこちらもイミワカンナイことを言って返していくしかない。
ここにおいて防御は不要だ。
一方的に攻め立てて行け








私「うるせぇレタスぶつけんぞ」

おじさん「お客様は神様だ(ry」


私「スリジャヤワルダナプラコッテいかがですか」

おじさん「お客様は神(ry」


私「"滲み出す混濁の紋章"
"不遜なる狂気の器"
"湧き上がり・否定し・痺れ・瞬き・眠りを妨げる"
"爬行する鉄の王女"
"絶えず自壊する泥の人形"
"結合せよ"
"反発せよ"
"地に満ち己の無力を知れ"
破道の九十 『黒棺』」

おじさん「お客様(ry」



私「シングル ベンティ キャラメル アーモンド ヘーゼルナッツ モカ ホワイトモカ チョコチップ エキストラホイップ キャラメルソース チョコソース バニラクリームフラペチーノ」

おじさん「 」


勝ち 負け

私 ー 閉店おじさん










対策:レタスでもスリランカでも黒棺でもダメならスタバで殴って行け











ケース3:アイスコーヒーだけどホットおじさん

今でも印象に残っているエピソードでたまに飲みの席で面白おかしく話したりする。


だいぶ接客にも慣れてきた頃の私。どんなお客さんがきても勝てる気でいた。


例えて言うなら、武装色の覇気を修得した気分。ロギアの老害者がきてもワンパンマンで倒してやるし、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲とだってそれなりに戦えると、それだけの余裕を感じていた。


間違っても「ホンマキレタス(怒)」なんて言わないだろうし、クレーマーと話しながらも心の中では次のUR誰かな~ぐらいの感情が9割を占めるくらいには落ち着いてた。



ホントだよ!!!もしホンマキレタスなんて言ったら木の下に埋めてもらっても構わないよ!!!!!


いやこれもう埋められる流れだし先手で貼っておきます(゚∀゚)


















さて、
その日は混雑していた。どこかのレジが固まってしまえば店内の混乱に直結するであろうことは誰しも予想し、恐れていた。

そしてそのおじさんはやってきた。
見た目は普通だったが、発せられた言葉は普通じゃなかった。

「アイスコーヒーのホットで」
私「ホンマキレタス」







完全に出落ちである。突然過ぎて(心の中で)吹いた。

背水の陣を敷いたら、後ろの川からインファイトを食らったようなものである。ノーマルな私には効果は抜群だ!

しかし、言い間違いの可能性も高い。

わざわざ「ホット」という単語をつけてくるくらいだ。そちらを希望してるに違いない。
即座に受け身を取り、切り返した。

「ご注文はコーヒーの暖かい方でよろしいでしょうか?」


おそらく、アイス、ホットなんて言う単語が混じってるから紛らわしかったのだろう、、「暖かい方」と言えば間違いないはず、、、!



「 」(無言で頷きを繰り返す)



不安なのでもう一度確認を取ったが確かに暖かい方を希望されているようだ。
その後何故か財布を取り出すのに30秒くらいかかってたが、何事も無く会計を終え、
私は次の人のレジを受け始めた。



終わ












らない。

だってパーティ終わらないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww












「おい、ごらぁぁぁぁ💢」





突然店内に響く 奇声で 物語は再開する。


「な゛ん゛て゛あ゛っ゛た゛か゛い゛ん゛た゛よ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛」


「ふざけるなぁぁぁらたるなてそにおにたこちえや☆ghdvdhfsrtfrhyhxshguddtfeeiiooesピ-ヤ」


「冷たい方のに変えろォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!💢」












 無慈悲の咆哮である 













ガチ切れである。

あまりに沸点が低すぎる。あっという間にそのおじさんは気体になってしまった。

そして’おじさん’が店内に充満する。元ある空気の絶対量が増えてしまったため空気が重い。


そしてこの気体おじさんはさらなる奇行に出る。




コーヒー「 」


ドバババババババババババババ………………








無慈悲の氾濫である、、、、


私 「(おいおい、そりゃ悪手だろ、蟻んコ)」



このおじさん流動する気体になれる能力だけじゃなくて時間停止能力も持ってるよ。

だって店内の全員が一瞬固まったもん。



そうして、レジの前にコーヒー池が出来たのであった。
もう知ーらないwwwww




この後、
今考えても謎だが何故か私が悪いことにされ新しい
[冷たい]コーヒーを差し出すこととなる。
(そして雰囲気上、謝ることとなる。)

私としては謝るどころか扇風機を持ってきて体を散り散りにしたいところだったが、、おっと失言。





対策:入店時の見た目が固体だからと言って油断してはいけない。液体ならまだなんとか止められるが気体になられては手も足も出ない。
思わず寒くなるダジャレや一発芸を用意しておくことを忘れずに準備しておけば凝固させられるので対応できるだろう。

追記:コーヒーをこぼした件については故意かそうでないかの判別がつかなかったため追求出来ず、拭き取ったのは店員側だった模様。







いやぁ理不尽( ´◔‿ゝ◔`)
帰って寝よ。



補足というか何というかですが、基本的には接客に携わってた者としてどんな人にも誠心誠意対応していたつもりです。上記のは、アレですね、アレ。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!